●ファインシンター(5994)
トヨタ系の粉末冶金部品メーカー。会社側は今3月期の経常利益を12億円に上方修正(前期は13億0600万円の赤字)したものの、東洋経済オンラインによると、これを慎重な見方としており、さらなる上方修正により今3月期の経常利益を16億円、1株利益は63.5円に拡大する可能性があると指摘している。以前の社名だった東京焼結金属の頃より仕手性には定評があり、低位材料株が買われる流れの中で、業績面での裏付けが伴ってきただけに大幅高の期待ができそうだ。
●新日本無線(6911)
日清紡HD系で半導体関連部品が主力。市況回復の遅れや税金資産の取り崩しなどで今3月期は2期連続の赤字となる公算だが、下期より本業に回復傾向が見られることから、来期の黒字転換の可能性は高いとみる。2/26現在で売り59万1000株、買い52万9000株と取組倍率は0.06倍とここ一気にカラ売りが増加中。株価もジリジリと上値を窺っており、材料株好きの投資家からの注目度が高まっている。
●スーバーバック(3945)
スーパー、百貨店向けの紙袋大手。レジ袋削減の流れの中で、ここ紙袋への需要転換を取り込むなど紙袋事業の活性化を行っている。株価は2月5日に今3月期の連結経常利益を3億円→6億円に上方修正した後、一時的に動意付いたが、その後は120円台絡みの揉み合いが続いていた。そんな中、2月25日に戻り高値を更新し、いよいよ上放れの場面を迎えている。PER6.6倍、PBR0.73倍と割安で見直し余地が大きく、配当利回りは100円台の株価にも関わらず6円配当を行っていることから4.34%と高水準にあり、3月には配当狙いの買いが入ってくる可能性が高いだろう。また、円高メリットなどもあり、さらなる業績修正の期待もできる。
●たけびし(7510)
三菱電機系の中堅商社。2月1日に今3月期の連結経常利益を従来予想の4.7億円→8.3億円に上方修正を行ったが、大証2部という地味さのためか、今のところ株価への反応は限られている。今3月期の1株利益は31.8円の見込みだが、来期は50円に接近するという強気の見方もあり、今3月期の業績をボトムに来期以降のV字回復が期待できそうだ。仮に来期の1株利益が50円とすればPERは7倍強、1株純資産は約980円とPBRも約0.3倍と株価はかなりの割安圏に放置されていることがわかる。現在、投信、年金、外国人など主要投資家の保有比率がほとんどないが、こうした好実態を背景に今後は持ち株比率を高めてくる可能性も高いとみる。
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